電動カートは、「シニアカー」「ハンドル型電動車いす」とも呼ばれることがあります。
正式名称では「高齢者向け電動カート」になりますが一般的には「シニアカー」と呼ばれます。
電動カートを見ると「セニアカー」と言う方も多いですがセニアカーはスズキ製の商品名になります。国内のシェアでは約9割近くがスズキ製のセニアカーになり多くの方がセニアカーをご利用されています。
歴史をスズキ製のセニアカーで見て行きます。
セニアカーが最初販売されたのは1985年初代のET10型、電動3輪タイプのセニアカーになります。

電動カートや電動車いすは当初は障がい者の方がご利用するイメージがあり給付等で利用する方がたくさんいました。セニアカーの知名度が上がると同時に高齢者の買い物や通院といったご利用のニーズが増加し、より安全にご利用できる様に4輪タイプが登場しました。1999年のセニアカーET4-A型の発売により一気に電動カートは4輪が安全というフレーズが広く世間に知れ渡りました。現在は取扱会社が変わっていますがスズキ製の4輪電動カートが登場する少し前にショップライダーという台湾製の電動カートが「3輪より4輪が安全」と電動カートの普及を前進させてくれました。




大きな進化としては歩道などの段差も振動が少なく安全に走行できる様に前後にサスペンションが採用され、バッテリーが耐久性の強いシールドバッテリー(鉛畜電池)、ノーパンクタイヤなどが採用され利用する方が増加しました。
電動カートは当初は購入価格約30万~35万程度の高額商品でもあり年金暮らしの高齢者の方が欲しくても利用できないという課題がありました。2000年に入ると介護保険が施行され電動カートがレンタルの対象となると一気に利用する方が増加しました。介護保険レンタルで利用する場合は1割負担の場合は月額2000~2500円程度でご利用でき今まで筋力の低下や運転免許を返納してしまい外出できなかった高齢者がまたいつでも好きな時間に好きな場所に出かけられるようになり自立支援に大きく貢献していきました。
私自身は電動カートがまだ3輪で介護保険制度前よりこの業界にたずさわっています。多くの方に電動カートをご利用していただきたくさんの笑顔を見てきました。「外出できる」これは普通の事ですが年齢を重ね筋力低下や身体の状態の変化により歩くのが困難になると玄関から外に出る動作や室内の移動も大変になってしまう事があります。気づくとずっと家の中にこもってしまう生活になってしまいます。
安全の為に危ないから自動車の運転をやめた。これにより生活範囲が大きく狭まりADLも低下してしまう事もあります。元気サポート浜松ではこういった方が一人でも多く安心して安全にまた外出ができるようにサポートしています。
今までの経験や知識を活かし「楽しい毎日が過ごせる」様にご協力させてください。

